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2020.12.10

【回顧】もうすく税理士試験合格発表

 

今年の税理士試験の合格発表は、12月18日(金曜日)とのことで、
あと1週間くらいとなりました。
 例年の合格発表は、12月第2週の金曜日なので、通常の年と比較すると、
1週間遅いのですが、私もいつも注目しています。

本日は、税理士試験を目指している人向けに、
私の税理士試験体験談を述べて、税理士を目指している人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

1.最初の2科目は勢いと運で合格

 税理士試験は、会計についての科目を2科目、税金の法律についての科目を3科目合格すると、
税理士試験合格となり、その後、税理士会に登録すると、税理士の活動をすることができます。

 また、弁護士や会計士の資格を持っている人、公務員経験のある人、大学院で税理士資格をとる人も
おりますので、税理士として活動するためには、試験以外のルートもあります。

 私は、大学に行ったのですが、そのときは勉強しなくて、
大学での成績が悪く、単位がとれなったため、大学を中退せざる得ない形になりました。

 税理士試験は、大学の単位をある程度とらないと、受験資格そのものがないので、
日本商工会議所の簿記1級を取得することで、税理士試験の受験資格を得ることができました。

 大学をやめた年の4月から簿記を始めて、11月で日本商工会議所の簿記1級を取得して、
次の年の1月から、税理士事務所に就職しました。

 税理士試験は、例年8月にあるので、本来であれば、1月から7月まで、一心不乱に勉強して
8月の試験に備えるべきでしたが、就職して安心したのと、仕事が残業つづきだったこともあり、
その年、試験勉強は、あまりできなかった記憶があります。

 しかし、日本商工会議所の簿記1級と税理士試験の会計2科目は、勉強範囲が重なる部分が多かった
ので、あまり勉強しなかったにもかかわらず、とりあえず受験してみようと受けたところ、
その会計2科目に合格してしまいました。

2.試験をなめる、勉強はやめる

 運と勢いで、会計2科目を合格したことで、こんなものか、という感じで、これは楽勝で5科目
行けると試験をなめてしまいました。これが、私の失敗だったと思います。

 そのあとの、税金の法律3科目は、
スタートがまず、税金の法律を、第何条は、こういう要件で、こういう規定がある、ということを丸暗記し、それを覚えてから、その法律をどういう場合に適用して、その状況に応じて、こう計算する、というようなことを覚えて、それを表現しなければならなかったので、

 とにかく、法律の丸暗記に対する拒否反応、まだ若く、世の中の楽しいことの誘惑に負けました。
なので、会計2科目に合格したのが1986年、私が24歳のときですが、そのあとは、税理士試験を受験することすらできず、勉強もしばらくしてませんでした。

3.試験に再チャレンジ、しかし4年連続不合格

 再び、税理士試験に再チャレンジしたのが、ちょうど2000年、私が38歳のときで、
きっかけは、勤務していた税理士事務所の所長が、後継ぎがいないので、私に後継ぎしなさいと、再三
言ってくれていて、自分も40歳近いし、このままだと、人生の後半が危ない感じがしたので、
とりあえず再チャレンジすることにしました。

 勉強法は、とりあえず受験学校のカリキュラムについていくこと、最後までついていけば、あと
3科目なので、40歳くらいには合格するだろうと考えていましたが、全然甘くありませんでした。

38歳から41歳まで、1年に1回、合計4回、科目はすべて相続税法を受験しましたが、すべて不合格でした。

 敗因は、勉強が足りなかったこと、これに尽きます。法律のうち、8割は覚えていったのですが、
8割では足りません。私の場合は、100%覚えていって、試験に臨まなければ受からないです。
100%覚えていっても、試験で100%表現できるとは限らないのです。

 それと、試験当日に参考書を持っていって、試験開始1時間前に、参考書を見直ししていたのですが、そのような状態では、合格しません。試験会場には、参考書等は一切持って行かない状態で、
気持ちを鎮めるくらいの状態でないと、合格しないことがわかりました。

4.4年連続不合格のあとの3年連続合格

 私は、受験学校は、TACという学校で習っていたのですが、そこの学院長が受験生に対して色々
言葉をかけていただいていたのですが、印象に残る言葉が、「試験と一体になりなさい」という言葉が
とても印象に残っています。

 「試験と一体になりなさい」とは、私は、オリンピックで金メダルを目指すアスリートと感覚が一緒なのだなと捉えました。

 今、振り返って、どのくらいの勉強時間を確保したか、計算してみます。

まず、1年間100日休みがあるので、その休日のうち6時間は勉強にあてました。

 1)6時間 ✖ 100日 = 600時間

つぎに、勤務日の昼休みは必ず勉強していました、昼食時間を15分とすると、

 2)0.75時間 ✖ (365日 ー 100日) = 200時間

あと、勤務日には、帰宅後必ず3時間は勉強していました。

 3)3時間 ✖ (365日 ー 100日)= 800時間

合計すると、1)+2)+3)= 1600時間/1年
くらいですね。勉強法を間違えなければ、このくらい勉強すれば、絶対合格します。

「税理士試験 勉強時間」で検索すると、合格ライン600時間って出てますが、これはウソですね。
1年で1600時間勉強すれば、合格しますし、受験したあと、「試験できたかな、どうかな」と
不安になる気持ちもなくなると思います。

 あと、模擬試験は受けまくりました。
普通は、例えば、大原簿記学校で勉強を教わっていたら、模擬試験は大原簿記学校だけで受ける
という人が多いと思います。

私は、札幌での受験なのですが、合格した年は、TAC、大原簿記、LEC、大栄経理学校
4カ所の模擬試験をわたり歩いていました。

スポーツもワールドカップを転戦すると強くなりますよね。あの感覚です。

 わたしが、最終的に税理士試験に合格したのは、2007年で45歳のときです。
実に、最初の合格の年から20年近く、かかってしまいました。

 税理士試験を突破しようとしている皆さんは、1度だけオリンピックで金メダルを目指す感覚で、
1年に1600時間を4年続けて、いかに吸収できるように勉強法を工夫して進めれば、
わたしのように時間をかけず、比較的短期に、税理士資格を取得できると確信しています。

 また、その税理士を目指した行為を、税理士資格を所得したあとも生かすことができれば、
豊かな人生を送れると確信しております。今年も合格発表を見るのが、楽しみです。

 

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